阿部零時のWindows用プログラム

欲しくなって作ったりうっかり作っちゃったり練習で作ったりしたもの。



お品書き

Proxy On/Off er 3 (PONF3)
IEプロキシのON/OFFをタスクトレイでしたい
de Heal at Cool
エクスプローラーの右クリックメニューに「≪プログラム≫で開く」を追加したい







 Proxy On/Off er 3 (PONF3)


概要・使い方

 IEプロキシのON/OFFを手軽に切り替えられます。
 起動するとタスクトレイに潜り込み、アクションを待ちます。
 ダブルクリックするとON/OFFを順番に切り替えます。右クリックでメニューが出ます。

 正式名称は「Proxy On/Off er3」ですが、長いので略称の「PONF3」から「ぽんふさん」と気軽に呼ぶことを選択できます。
 このとき、「さん」は名称の一部でもあり敬称でもあります。

動作環境

 Windows XP 以降 または Windows Server 2008 以降  .NET Framework 3.5

動作確認

 Windows XP SP3, Windows 10 [22H2], Windows 11 [23H2, 24H2]

ドキュメントファイルだけ先に読みたい

 readme.txt

ダウンロード

 Vectorからのダウンロードはこちらからどうぞ。  
 
 Vectorからダウンロード出来ない場合や直接ダウンロードはこちら。
 ponf3_20.zip (21KB)

バージョン 2.0 のリリースによる8年ぶりのバージョンアップに際して

 かなり久々の更新で自分でも驚いています。というか少し前にはバージョンアップすることすら想像していませんでしたが、いくつかの要因からこうなりましたのでその話とか思い出話でも。

 2017年の最終更新から8年も経過して更新した理由でもっとも大きなものとしては、Vectorのホームページサービスの終了が挙げられます。1998年頃から25年以上もずっとお世話になっていたVector作者向けホームページが、2024年12月20日にサービスを終了しました。これにはここまで継続していただいた感謝しかありません。さて、プログラム関係はすべてそこで公開していたので、ドキュメントのリンクなどもすべて切れました。公式サイトに繋がらなかったり作者の連絡先に繋がらないオンラインソフトはいまや普通に存在するのでそれはそれで構わないのですが直せるなら直したい、じゃあドキュメントだけ更新しようかとも思ったけれど一方でver.1.14を使いながらずっと気になっていた部分もいくつもあり、こう複数の気がかりが表面化してしまうことでまとめて一掃したい気がどんどん増えてきました。

 こっちのツール類の開発自体が8年ぶりとなりましたが、ではその間はどうしていたかというと、ぜんぜん違う分野としてバスロケを見たりダイヤをまとめたりするツール類を自分向けに作ったりな活動をしたりしてました。興味が散らかりまくってるので仕方ないですね。そっちはそっちで難産でしたが基本的な部分が一通りできて安定して動くようになってきています。

 8年の間に生活環境もスタイルも業務も大きく変わりましたが、そのいろいろあった中でも窓の杜のレビューで紹介されたのが特別に嬉しかったですね。会社からの帰り道にメールを見ていて「え?窓の杜?あの?」となったのを覚えています。普段から「自分が欲しいものを作った。他の人の評価はそれはそれで」とか言っていても、やっぱそんなわけないじゃんってのが露呈してしまいました。バージョンアップが停滞して久しいところだったので衝撃は大きく、別のプログラムですが初めて雑誌掲載許可依頼が来たときくらいのインパクトでした。PONF3のあとには de Heal at Cool もレビューいただいて驚きと嬉しさは4倍です。オンラインソフト作者(フリーソフト作者)なんてものは作って公開して名乗ればすぐに自称できるものではありますが、27年前のあの頃に憧れていたフリーソフト作者の末席の指定席券がまだ有効であり名乗っていても怒られないんじゃないかなという気持ちです。

リンク:
- 【レビュー】タスクトレイから手軽に「Internet Explorer」のプロキシ設定をON/OFFできる「PONF3」 - 窓の杜
- 【レビュー】指定したアプリ“で開く”コマンドをファイルメニューに追加「de Heal at Cool」 - 窓の杜]

 PONF3はずっとVB.NETで作成していたので昨今の環境では機能拡張するにも面倒が多いということが目に見えていたため、試しにとC#で基礎部分を書いていったところ意外にいけそうな感触を得ることに成功。それならとそのまま増築していったらVer.2.0ができました。旧バージョンのソースコードはほぼ見なかったのですが、一番大きな理由が単に恥ずかしいからだったりする主因。12年や8年前の自分に(精神的に)苦しめられるかと思うと、挙動を元に書き直したほうが気楽。隙間の時間を使って少しずつ進めていきましたが、AI Chatによるコードの提案なんかを使うと想定よりも早くできたりで時代の流れを実感。

 今回は「まずは気になるところを直しながら同等に動くものを作ってスッキリする」を大前提に置いたので、機能拡張は二の次としています。書いたことすら忘れていた`実装したい機能(希望を含む).txt`を当時のソースコードのディレクトリから発掘したのでその過去からの宿題も見つつ、良い感じに動くものができたんじゃないでしょうか。ポーリングやトースト対応などやりたいこともありますが同等に動くものとしてXP環境の切り捨てをしたくなかったため、「計画的に見送る」ことでなんとかしています。

 前バージョンから8年、初版からは12年が経過していてさすがにもうこのまま行くかと思っていましたが、結局のところは自分が使いたいので作ったといういつもの動機でのバージョンアップとなりました。

更新履歴

ver.2.0 (2025-10-04)
 - 実行ファイル名の変更 (`Proxy_On_Off_er3.exe` -> `ponf3.exe`)
 - 動作環境の変更 (.NET Framework 2.0 -> 3.5)
 - メニューの再編、「開く」のサブメニューの見直し
 - 起動時のバルーン通知の追加
 - 内部的には全面的に書き直し (VB.NET -> C#)

ver.1.14 (2017-08-11)
 - プロパティの組織名の誤表記を修正した。
 - メニューにWindows10の設定画面表示を追加した。
 - ポップアップするメッセージを変更した。
 - アイコンにカーソルを合わせた際にソフトウェア名を表示するようにした。
 - バージョン表記にビルド番号を付加した。

ver.1.13 (2014-10-18)
 - 終了時にタスクトレイのアイコンが残るバグを修正した。
 - ショートカットキーをわかりやすいものに変更した。

ver.1.12 (2014-03-29)
 - コントロールパネルの一部項目を呼び出すメニューを追加した。

ver.1.10 (2013-10-24)
 - 起動時にproxyの状態を取得してアイコンに反映させる機能を追加した。
 - バルーン表示設定をiniファイルに保存する機能を追加した。
 - 内部的な動作を変更した。(フラグ管理から処理ごとに都度状態取得へ)
 - 状態取得とini保存の実装で、ようやく当初の構想を実装できた感がある。

ver.1.0 document update 2 (2013-04-01)
 - さらにreadme.txtの修正。プログラムは1.0と同じです。

ver.1.0 document update (2012-12-12)
 - readme.txtの修正。プログラムは1.0と同じです。

ver.1.0 (2012-12-09)
 - 目標機能実装完了により初回リリース。




 de Heal at Cool (「で開く」)


概要・使い方

 エクスプローラーの右クリックメニューに「≪プログラム≫で開く」のメニューを追加するためのレジストリを作成します。
 実行ファイルに、登録したい実行ファイルを放り込みます。コマンドラインで引数で渡すこともできます。
 すると、レジストリ登録用のregファイルが出来上がります。
 なお、当ソフトの日本語名は「で開く」です。:-)

動作環境

 Windows XP 以降 または Windows Server 2008 以降  .NET Framework 4.0

ドキュメントだけ先に読みたい

 readme.txt

仕様

 ・regファイルの登録は各自手動でやってください。

ダウンロード

 Vectorからのダウンロードはこちらからどうぞ。 まだ登録されていません。  
 
 Vectorからダウンロード出来ない場合や直接ダウンロードはこちら。
 dehealatcool_11.zip (7KB)

更新履歴


 ver.1.1 (2016.02.11)
  ・処理内容のファイル名を画面に出すよう追加。
  ・keywait出来ないことがあった不具合を修正。
  ・ファイル名取得部分の処理を安定化。

 ver.1.0 (2016.02.11)
  ・目標機能実装完了により初回リリース。






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